東京笠利会

                        

年頭のご挨拶

                                                                    東京笠利会

                                                                                                                  会長 本田 英頼 

 新年明けましておめでとうございます。

 皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。 

 一昨年は、東京笠利会にとりまして、創立70周年の記念すべき年となりました。 

 同年、6月には、郷里、笠利町への表敬訪問、そして10月には、東京、四ツ谷主婦会館において、会員、来賓、約200名の皆様に御出席を賜り、東京笠利会総会・懇親会を盛大に開催することができ、併せて、記念誌も発行することができました。 

 これもひとえに会員の皆様方の当会運営に対してのご理解、ご支援、ご協力の賜物と深く感謝申し上げます。 

 当時、私は、幹事長として、当会の運営に携わっておりましたが、70周年総会の役員改選において、郡会長から会長職を引き継ぎ、現在に至っております。 

 会長としては、まだまだ未熟で至らぬ点が多々あるかと思いますが、今後とも、ご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。 

 会長就任後、各校区会との連携強化を図りながら、昨年10月には、会員、関係者の皆様方のご支援、ご協力の下、第71回総会・懇親会を開催することができました。 

 当日は、色々、不手際もあったかと思いますが、皆様方のおかげをもちまして、成功裏に終えることができました。改めて御礼申し上げます。 

 当会につきましては、先人の皆様方が、戦後、間もない時期に厳しい環境の中で設立し、長年に渡り、苦労を重ねながら守り、育み、引き継いで来られた由緒ある会でございます。 

 私は、先人の皆様方のご苦労に対し、敬意を表すると共に本会の目的である「会員相互の親睦を図り、郷土の発展に寄与する」を踏襲し、皆様方と共に当会の発展に貢献して行く所存です。 

 今年も、1月の東京奄美会の賀詞交歓会を皮切りに2月に東京笠利会新年会、4月から7月にかけ、宇宿校区会、赤木名校区会、笠利校区会、節田校区会、緑ヶ丘校区会、屋仁・川上校区会の総会・懇親会が開催され、10月には、第72回の東京笠利会総会・懇親会が開催されます。 

 各校区会を含め、会員の高齢化、若年層の出席率低下等により、出席者数については、年々、減少傾向にあります。 

 また、役員のなり手がいないことから、任期を過ぎても、続けざるを得ない状況にあり、後継者の育成についても急務であります。 

 このように、当会を取り巻く環境は、非常に厳しい状況ではありますが、多くの会員の皆様に「喜んで出席して頂ける会」を目指し、執行部、関係者にて、色々、イベント等を企画し、お待ちしておりますので、御家族、知人、友人等、お誘いあわせの上、ご出席頂ければ幸いです。 

 郷里の方も昨年は、ミカンコミバエにより、果実等への被害がありましたが、関係機関の連携、迅速な対応により、早期に収束したお蔭で、今年は、美味しい果物等を食することができそうです。 

 また、「奄美・琉球 」世界自然遺産登録についても、「国・県・市・奄美群島広域事務組合」を中心にスケジュ-ルを立て、着実に進行していますので、当会においても積極的に支援していきたいと思っております。 

 奄美への帰省についても、バニラエアが就航したことにより、航空運賃の負担が軽減され、以前より容易になりました。 

 観光客の増に伴い、空港も拡張され、観光収入も増え、奄美の発展に大きく貢献しているようです。 

 今年は、酉年、東京笠利会も大きく飛躍し、郷里と共に発展できるよう、役員一同、精力的に活動していきたいと思っておりますので、会員の皆様の尚一層のご理解とご協力を切にお願いすると共に、皆様のご健康とご多幸を心からお祈りいたしまして年頭のごあいさつとさせていただきます。 

                                                                        平成29年元旦